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活動レポート

図書館の新たな運営方法についての議論

[2016-09-23]

21日に9月議会が閉会しました。
今議会では、中央図書館の運営方法の見直しについてが、大きな議論となりました。一般質問では私を含め4名の議員が取り上げ、文教委員会では請願も審査されました。(写真は中央図書館HPより)

図書館への民間活力の導入については、ここ数年間、市の行財政改革の項目の一つとして、公明党としても推進。平成25年度から、東部、滝山、ひばりが丘の地区図書館3館で指定管理者制度が導入されました。
その結果、10時~17時だった開館時間が9時~20時に拡大。司書有資格者が7割以上を占め、市民の調べものにも対応。利用者満足度評価では、特にサービス面で良くなったと感じる方が95%を超えるなど、高い評価を得ています。
(下の写真は、25年に民間活力を導入した直後の東部図書館を会派で視察した折)



さらに今、本市で図書館司書専門職として採用された正規職員が今年度ですべて定年退職をむかえるという大きな状況変化に直面しています。これも2年前の私の質問で明らかになりました。
新たな運営方法への見直しが必要ではないかと問い、「27年度中に方向性を示す」との答弁であったのですが・・・
検討を経て27年度末に示されたのは、「業務委託」「指定管理者」の両論併記。民間活力の導入は行うものの、その手法については、はっきりした方向性が決まらなかったということです。

私は今議会の一般質問の中で、「指定管理者」の場合の監理体制、「業務委託」の場合の委託と直営部分の人数割合などがどのように想定されているか質問しましたが、担当部は、「まだ決まっていない」との答弁の繰り返し。これでは経費の比較もできません。
しかもこの先の判断を託されたのは教育委員の方々です。財政健全経営計画実行プランに沿って、平成30年度からの新たな運営方法の開始に向け、極めて重い政治的な判断をしなければならないのです。
私は、本来は実行プランを策定した市職員で構成する検討委員会で判断すべきものであったと思っていますし、一般質問でもその点を指摘しました。

教育長は7月に図書館協議会(館長の諮問機関)に請われて出席した折、他の教育委員さんとの懇談を要請されましたが、自分が代表で来たとして、他の教育委員との懇談は、選定への影響を理由に断っています。このことを、「図書館協議会への配慮に欠ける」「教育委員の方々に失礼だ」として、今議会でその発言について質疑を繰り返した会派から、最終日に教育長に猛省を求める決議案が提出されました。

そもそも決定前の図書館協議会との懇談は必然性のあるものではありませんし、どちらか一方の意見を聞いて決めるものでもありません。あくまでも公平を期して合議で決めていくものとの教育長の発言の趣旨は理解できるものと私は思います。
教育長はその点を教育委員に説明もしており、教育委員の方々への礼を失したものでもありません。また市民の意見を聞く場は他にあります。決議案は言いがかりとしか言いようがなく、公明・自民・民進、久留米ハートネットの反対で否決となりました。

この決議案を出した市民自治フォーラムは、指定管理者制度導入には反対している会派ですが、今議会であまりにもその姿勢があらわになっていると感じました。
教育委員のお一人でもある教育長に対し、言葉尻をとらえての時に感情的な発言は、正直大変聞き苦しいと感じる場面もありました。

今議会の質疑のやり取りを通じて、本市の図書館が、中長期的に安定した運営体制を確立できるように、市民サービスがさらに向上できるように、教育委員の方々には様々な角度からの試算等をしっかり情報提供し、公平を期しての選定をお願いしなければなりません。そのためにも戦わなければ、と会派で話し合いました。
来月の決算特別委員会でも引き続き質問を続けます。

※24日、若干修正、加筆しました。



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