活動レポート

9月議会初日 市長報告が議論に

[2016-09-02]

昨日、9月議会が開会しました。
議論になったのは最後に行われた市長報告。
今年3月に策定された平成30年度当初までの312人の待機児童解消策のうち、29年度に開設予定だった本町1丁目認可保育所(定員60名)の開設ができなくなったとのこと。地権者のご都合によるものだそうです。市長報告ではさらに
・引き続き施設整備を検討していく。
・平成30年度の0歳児から募集停止、在園児が卒園したのち閉園するとしていたしんかわ保育園の閉園を1年繰り下げる。
・実施計画上の変更点は来年3月を目途に見直しをする
とのことでした。これについて多くの議員からの質疑がありました。

私たち公明党は、まず待機児童の解消を最優先に進めるべきとして、策定された計画には賛成の立場でした。
実質2か年の計画では、
・28年度に16名の増員(図られました)
・29年度には、本町一丁目の認可60名のほかに、久留米みのり保育園増築により56名の増員、さいわい保育園民営化により50名の増員を予定。
・30年度当初には中央町都有地への認可保育園開設により130名の増員予定。
これらにより、2年間で312名の増員というかつてない思い切った待機児童解消計画となっていました。
残念ながら本町一丁目の60名が減ることになり、増員見込みは252名となります。
昨日の質疑では、子ども子育て支援計画等に示された量の見込みから判断すると、本町の計画がなくなっても待機児童解消は図れる見通しである、との担当部の答弁がありました。

ちなみに、6月議会の折に確認した本市の待機児童数は113名。認可外に入園し待機している方等を含めても214名です。

また以前の一般質問で、認証保育所や認可外施設が、認可や小規模認可に移行したいとの意向を確認しているとの答弁もありました。これらの動向も気になります。引き続き、施設整備の検討もぜひお願いしたいと思います。



そこで解せないのが、しんかわ保育園募集停止の一年繰り下げ。
影響を勘案し判断した、とのことですが、私は、市長が30年度当初までに待機児童を解消する、との目標を達成するいう決意に立っているのか、と何となく釈然としないものを感じてしまいました。
一般質問で、市長の考えと決意を確認したいと思います。




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