活動レポート

決算特別委員会 市長発言で空転?

[2013-10-10]

 決算特別委員会は、昨日の並木委員(自民クラブ)の総括質疑再質問(1回のみ)の答弁時の馬場市長発言から空転が続いています。
 並木議員の再質問に答弁する際、市長は冒頭、このような発言をしました。
「決算の総括質疑に対する再質問ということでありますで、私に対して、私のみが、たしかご答弁するという形態だったと記憶しております。
 その中で、非常に多岐にわたり一般質問的なご質問もあるような感想を、私、持っておりますので、そういった意味では若干お時間がかかること、また私がお答えできる範囲でない場合は、それは款別の審査等でまたご質問して頂ければと思っておりますので、そこはぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。
」<  何気ない発言のように感じられるかもしれませんが、実は、多くの問題を孕んだ発言であると私たち委員は感じました。
●まず、市長が答弁の前にこのような発言を挟むこと自体、異例のことです。
●「私のみが、たしかご答弁する形態だったと記憶しております。
」< ⇒記憶違い、もっと言えば認識不足です。
今までも再質問では、市長答弁の他、部長や課長などの補助職員が答弁しているケースも複数あります。
市長だけが答弁しなければならないという規定はありません。
<  再質問の内容によっては、市長が判断し補助職員に答弁を指示すればいいことです。
※ これは私の感想ですが、市長は決算委員会に臨み、まさに今、質問者と向き合い答弁しようとしているのに、答弁の形式について、「たしか・・・記憶しております」とは何ですか!遠い昔のことを聞いているのではないですよ。
 市長の委員会に臨む姿勢が映し出された言葉だったと思います。
 ◎この認識不足から、次の発言に続きます。
●「非常に多岐にわたり一般質問的なご質問もあるような感想を、私、持っておりますので」< ⇒答弁者が再質問の内容に対し批判とも取られかねない感想を挟むようなことはあってはなりません。
< ●「若干お時間がかかること、また私がお答えできる範囲でない場合は、それは款別の審査等でまたご質問して頂ければと思っておりますので、」< ⇒総括質疑で質問した項目についての再質問であり、委員長が総括質疑の範疇であると認める質問内容でした。
ですから時間がかかろうが、市長が答えられる範囲でなければ補助職員の力を借りようが、ちゃんと答弁しなければならないのは当然です。
   「自分ひとりがが答弁しなきゃいけない」という市長の認識不足から端を発した発言と捉えていますが、結果的に、『多岐にわたり』、『一般質問的な』、『答えられないような質問は款別で』という、委員の再質問の内容の制限と取られかねない発言でした。
 これについて委員長から、「再質問は総括質問の範疇と認められる。
市長の発言は、委員のその再質問を認めた委員長への抗議なのか」と、市長へこの部分の発言の撤回を求めました。
  続く ※ 10月11日 若干修正、加筆しました。



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