活動レポート

宮城県山元町で ?ボランティア

[2011-05-26]

 私たち公明党市議団(監査で参加できなかった沢田議員を除く4名)は、26日未明に車で東京を出発し、朝8時半に目的地の山元町に到着。
 ここは、甚大な津波の被害を受け、県庁と最後まで連絡がつかなかった自治体の1つ。
700名近い町民の方が犠牲となった。
   まず、救援物資の受付場所となっている町の体育館へ。
党員・支持者の皆さんからお預かりした洗濯用ロープ、洗濯ばさみ、ポケットアルバムなどの物資をお渡しする。
受け付けてくださったのは、宮崎県美郷町からの職員の方々。
体育館の周辺には仮設住宅の建設が進んでいた。
   次に、町役場に設置されたボランティアセンターで登録。
この日登録したのは、京都や兵庫、愛知など各地から来られた百名ほどの方々。
自衛隊の車両や隊員を目にし、被災地に来たんだと実感する。
   私たち4名を含む19名は、津波の被害を受けたいちご農家へ。
山元町は、いちご農家380件と栽培が盛んなところ。
しかしほとんどが津波の被害を受け、最盛期だったいちごは全滅。
この農家は幸いハウスが残ったものの、3方向から津波が押し寄せたそうだ。
 ハウスにたまった泥の掻き出しや、瓦礫、破損したビニールの撤去などを行なった。
持参した長靴、軍手、ゴム手袋、マスクで重装備も役に立った。
これからの季節は帽子も必需品。
   「今日はずいぶん片付いた」と、ご主人の渡辺さんにも喜んでいただいた。
すでに片付けの終わったハウスでは、ご自宅やご近所用にとプランターで野菜の栽培も始められていた。
「皆さんに手伝ってもらったから、来年にはいちご送るから」とも仰って下さった。
そんなに無理しないで。
でも美味しいいちごの一日も早い復活を願っています。
 周辺にはまだ大量の瓦礫。
遠くには機動隊が捜索する姿も見えた。
そして復興に向け、ボランティアの力はまだまだ必要だと痛感した。



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