活動レポート

3月議会の審議から  予算特別委員会

[2014-03-21]

 タイトなスケジュールの3月議会も、会派による総括代表質問、21名の議員による一般質問、4つの常任委員会を終え、今週からは5日間の予算特別委員会が行われています。
 17日の25年度補正予算は全員賛成で可決。
18日からは26年度当初予算の審査に入っています。
私は今回初めて3月予算審議の委員長を務めさせていただいており、緊張の毎日です。
 26年度予算案は、 ○並木市長が就任わずか1ヶ月半で通年予算を提案。
(前市長就任時は1ヶ月の暫定) ○公有地売却などの財産収入を組み込まず。
(昨年は7億円を見込む) ○財政調整基金の取り崩しを6億円に抑えた。
(昨年は9億取り崩し)< ○返済額以上の借金をしないというプライマリーバランスを堅持。
(昨年は借金が4億円も上回ったため、公明党が中心となり修正予算を提案し可決)  幾重にも新市長の強い意志と職員の努力が感じられる予算案となっており、評価できるものだと思います。
 各委員からは、個別の項目で厳しい意見はあったものの、ここまでは順調に審議が進んでいます。
 ただ、予特最終日に行われる「教育費」の款では、担当部の事前の説明不足もあり、いくつかの火種を抱えることになってしまいました。
 一つには「東中学校の体育館」建設について。
 私の一般質問でも取り上げましたが、道路を挟んだ新座市にある東中体育館を、敷地内の旧第四小校舎跡に新設する計画について、25年度に実施設計を終え、26年度建設予定となっていたはずが、予算書に見当たりませんでした。
 理由を聞いたところ、7億円弱という予想外の建設費の高騰により、再検討の時間を要するとのこと。
現体育館はIs値が0、44と未耐震のままです。
 国では27年度の早い時期に学校施設の耐震化を終了させるとの方針であり、耐震化のための国庫補助嵩上げも27年度まで。
「新築」か「現体育館の耐震」か、26年度の早い時期に決断しなければ間に合いません。
学校側や生徒・保護者の皆さんの理解も得なければならず、どちらになっても厳しい決断です。
 議会に予算未計上の説明はなく、その点も指摘があると予想されます。
 さらに「第二小学校給食調理業務委託」について。
 新市長の所信表明に盛り込まれたことから、私は26年度以降に策定される次期計画と思って聞いたのですが、25年度までの現計画の改定であるとのこと。
説明不足は否めず、委託に反対する会派からは、厳しい質疑が相次ぎそうです。
 予算審議の会期はあと一日。
頑張ります。



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