活動レポート

予算特別委員会

[2008-09-18]

 予算特別委員会は、代表11名による20年度補正予算の審議でした。
私から見て、大きなテーマは、2つあったように思います。

 1つは、耐震診断の補正予算。中国四川大地震における学校の建物崩壊を受けて、政府が全学校校舎の耐震強度の公表を義務づけました。これを受けて市は、強度不明の統廃合対象校の4小、下里小の耐震診断予算を提案したのですが
・児童の安全を守ること (耐震診断だけでは強度自体は変わらず、児童が危険な状態は続く。ではその先の耐震工事を億単位の予算をかけて行なうのか、たとえば耐震工事をして翌年閉校…こんな予算の使い方が許される状況ではない)
・単学級解消など児童の教育環境を充実させること (特に4小は、今でも一学年9~16名、そして2~3年後には、主な学区域のUR、公務員宿舎の廃止が決まっている。6小への統合目途を決める時期ではないのか)
これらの理由から民主、自民、公明が反発。会議は中断、関係部局の協議の結果、『21年度中に統合目途を明確にする』ことになり、予算は繰越明許費として計上されることになりました。
 私としては、昨年基本プランで発表しておきながら、4小保護者へ何の説明もないことを、議会で取り上げてきました。まずここをしっかりやってもらいたいです。

 もう1つは、学校給食について。民間委託の中学校給食で4月以降3回の異物混入事故があったことが議会で報告され、野党議員から厳しい追求があったのですが、これまで小学校、公立保育園での事故が報告されたことはありません。上田議員の資料請求の結果、19~20年度だけで、それぞれ10件前後の事故があったことがわかりました。中には缶の破片が児童の口の中から発見されたという大けがにつながるものもあり、過去5年間の資料請求とともに、9月議会最終日に上田議員が緊急質問することになりました。今後、小学校給食民間委託の論議もあり、市の対応に注目したいと思います。



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