活動レポート

「イオン見直し」を公約した市長が、まさかのテープカット

[2013-04-29]

 4月23日にはオープニングセレモニーが行われ、馬場市長が市商工会長と並んでテープカットに臨む姿がありました。
このような場に市長が居るという自体、市長就任時の3年前には考えられなかったことです。
 イオン反対運動の中心にいた馬場市長は、平成21年12月の市長選挙において、「イオン計画見直し」を最大の公約に掲げ、反対運動を展開する市民団体の強力な支援と民主党政権誕生の風に乗って市長に当選しました。
 就任直後の所信表明でも「イオン計画の見直しを、市民の皆様方にご支持いただいたものと受け止めております。
」と述べていたことから、誰しもがイオン計画は見直されるもの予測していたと思います。
 しかし馬場市長は、就任からわずか4か月半で一転、「イオンは計画通り推進する」と方針を変えたのです。
法令にしたがって手続きを進めてきたイオンと裁判で争っても、勝ち目はないとの判断があったことは明らかです。
   しかしその後も市長は、「公約違反!」の批判をかわすためか、周辺自治会による検討会を立ち上げ、「イオン内に地域貢献施設の設置を市民参加で要望し、売場面積を見直すので公約違反ではない」などと発言、検討会での要望事項がまとまるまで都市計画法第17条の手続きには入らないとし、結果的に建設をさらに1年引き伸ばしました。
 しかも、検討会で要望をまとめイオン側も設置を承諾した「市の情報発信施設」を結局「賃料がかかるのでやめる」と言い出すなど、その対応は二転三転・・・ 財政負担があるのは最初から分かっていたことでした。
 「地域活性化」「雇用創出効果」「防災拠点としての効果」などを議員時代には否定しながら、今や「私はイオンを推進する側になった」と明言し、公約違反の責任も取ろうとしなかった市長が、テープカットに満面の笑みで臨む姿を、複雑な思いで見つめていた市民も少なくなかったのではないでしょうか。



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