活動レポート

23年度一般会計予算 否決

[2011-03-25]

 23日の予算特別委員会最終日、一般会計予算は賛成5、反対13で否決となりました。
これは平成8年以来のことです。
議長と予算委員長は採決に加わることができませんから、実質は5対15、就任わずか一年で、議会からノーを突きつけられた形となりました。
   予算編成にあたって、財政調整基金を7億円以上も取り崩し、残高は2億円しかありません。
さらに旧保健福祉センター売却収入を4億円と見込んで穴埋めに投入しています。
しかもそれらを経常経費に充てているのです。
これは、野崎市長時代の、財政危機宣言時とまったく同じ状況にあります。
 そのような中で、野崎前市長が道筋をつけた行革は、議員時代に散々反対していたにもかかわらず、修正も謝罪もなく継承しています。
しかし自身で新たな行革には着手していません。
   私たち公明党は、一般質問や予特で、馬場市長との質疑を重ねました。
しかし馬場市長の政治姿勢と政策の中に、財政状況の厳しさに対する危機感を感じ取ることができませんでした。
会派の中でも、議論に議論を重ねましたが、このまま市長が市政運営を続けることは、市を破綻に導くことになるとの切々たる思いで反対しました。
 28日は最終本会議、津田議員が、私たちの反対理由を明確に討論させていただきます。



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