活動レポート

都議会 松葉多美子議員の質疑光る

[2016-06-14]

昨日、一般質問を終えました。いつもながら反省点は色々ありますが、後日ご報告いたします。

舛添要一知事の政治資金等をめぐる疑惑は、都議会全会派の不信任案提出へと進展を見せています。
東京都議会では、昨日13日、総務委員会が開かれ、知事に出席を求め、集中審議が行なわれました。公明党からは松葉多美子議員が質問に立ちました。明快な質疑が印象的でした。以下要旨です。



松葉議員は、美術品の大量購入について、新党改革比例区第4支部と資金管理団体のグローバルネットワーク研究会(いずれも2014年に解散)が、314万円で106点購入したことを確認。知事が「解散した政治団体のものは(資金管理団体の)泰山会が所有している」と回答したことに対し、「14年分の政治資金収支報告書には、それらの美術品をもらい受けた記載がない」と指摘。その上で、資産価値のある美術品の記載がないのは、政治資金規正法上「重大な問題だ」と糾弾。

また、知事が代表だった当時の新党改革の12年と13年の政治資金収支報告書によると、1050万円もの組織対策費が知事に支払われていると指摘。組織対策費として支出した際の領収書を提出し、使途を明らかにするよう求めましたが、舛添知事は「領収書は保存していない」と返答。

続いて、都議会公明党の調査チームが知事の公用車の使い方を独自に調べたとして、災害発生時に神奈川県湯河原町の別荘に公用車で向かっていた事実を列挙。昨年9月には、豪雨で鬼怒川(茨城県)が決壊し、都内の一部で避難勧告が発令された中でも、別荘へ向かったと指摘。
都の職員が対応に奔走しているにもかかわらず「別荘で過ごしていること自体、知事の職責を全うしていると考えているのか」と追及、知事として「危機管理意識が甘い。責任感が欠如している」と強く指摘。
また、知事に対して議会質問などを通し、東日本大震災の被災地へ訪問してほしいと何度もお願いしてきたが、「時間が取れない」として行こうとしなかったことを挙げ、「1年間に49回も湯河原に通っていた。最初から行く気がなかったのではないか」と質し、「知事は震災からの復興五輪(東京五輪・パラリンピック)を語る資格はない」と主張。「辞職すべきだ」と糾弾した。


都議会は明日15日閉会を迎えますが、全会派が不信任に賛同しているため、不信任案が成立する見通しとなりました。
舛添知事は、不信任案の可決後、10日以内に辞職か、都議会解散の選択を迫られることとなります。解散しない場合は自動的に失職となりますが、いずれにしても参院選後の7月末~8月に選挙となるのは避けられない見通しです。



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