活動レポート

避難所HUGを紹介

[2013-06-02]

 東日本大震災を機に、地域ぐるみで支え合い住民により防災活動を行っていこうとする意識が高まっています。
 そのような活動に積極的な地域の一つ、第二小学校を避難所とする14の自治会が合同で、地域防災訓練を行ないました。
 2回目となる今日は、より実践的にとのことで、校庭では ?実際の炎での初期消火訓練、?発電機実演と夜間照明点灯訓練、?仮設トイレの使い方。
体育館では、?ダンボールによる避難所パーテーション制作、?AED・心肺蘇生法体験、などが行われました。
 そして、東久留米消防署により、消火栓にスタンドパイプを立て、直接ホースをつなぎ消火活動ができるツールが実演されました。
給水パイプを使えば、飲料水の供給もできるすぐれもので、東京都が今年度に各自治体への配布を決めています。
 そして、私が議会で導入を提案してきた「避難所HUG」の紹介・体験コーナーを、防災まちづくり学校のご協力で設けていただくことができました。
<避難所HUGとは><b  もし私たちが避難所の運営をしなければならない立場になったとき、殺到する人々や出来事にどう対応すればよいのでしょうか。
 「避難所HUG」は避難所運営を皆で考えるアプローチとして、静岡県が開発したものです。
 避難者の年齢や性別、家族構成や、それぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に誘導(配置)できるか、また避難所で起こるさまざまな出来事にどう対応していくかをゲーム形式で模擬体験でき、より具体的に避難所運営、また災害時要援護者の支援について、主体的に考えていただくことが出来ます。
 説明ビデオを見て、実際に体験していただきました。
例えば「情報掲示板をどこに設置したらいいですか」との問いに、「入口周辺がいい」という意見や、「入口は混むので少し離れた壁にしたほうがいい」など、より良いと思われる方法を皆で意見を出し合ってもらいました。
 皆さんの関心は高く「避難所で起こるいろいろなことが想定できるのでいいと思う」とのご意見をいただき、このような機会を持つことができて嬉しかったです。
防災まちづくり学校でもカリキュラムに加えたいと言っていただきました  4日後の一般質問では、今日の様子も紹介し、避難所ごとにリーダーとなる方々で行なって頂くことを再度提案したいと思います。



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