活動レポート

一般質問から

[2016-12-08]

私の行なった一般質問から、昨日の続き。概要を記します。

<がん対策について>
国民の死亡原因第1位、今や2人に1人が罹るといわれるがんから命を守るには、早期発見が重要です。市は国の掲げる受診率目標50%近づけるように、広報紙への掲載など受診率向上の取り組みを進めているとのことですが… 私は受診率向上の取り組みとして次の提案をしました。、
○乳がん・子宮頸がん検診が同時に受けられる「セット検診」が実現できないか
※女性特有のがんは、平成21年度からのクーポン券事業等が功を奏し、いずれも受診率がそれまでの2倍以上となりましたが、50%には達していない状況です。乳がん・子宮頸がん検診が同時に受けられれば、忙しいお母さん世代が受診しやすくなり、命を守っていただけると考えました。ぜひ実現させたいです。
○受診率が年間わずか3,4%で、がん患者を一人も発見できていない胃がんバリウム検診から、市民が受けやすい検診を導入できないか
※血液・呼気検査により胃がんの原因となるピロリ菌の有無をABCで判定する「胃がんリスク検診」を、特定健診時に行うことを提案しました。
近隣市(西東京、東村山など)ではすでにスタート。また本市の大腸検診は特定健診時に行なっており、34,9%と高受診率です。
市民の命を守るため、取り組みに積極的な工夫を求めました。
※市職員検診では、すでに40~65歳の節目年齢の方に胃がんリスク検診が導入され、対象者109名のうち96名(88%)が受診。リスクが高い方の発見につながっています。




<道路陥没事故を防ぐために>
先月、博多で起きた大陥没事故、奇跡的に死傷者はいませんでしたが、昼間であったらどれほどの人や車が巻き込まれていたでしょうか。地下鉄工事中の何らかのミスという特別な例ではありましたが、路面下に埋設されている下水道管の老朽化による空洞から起こる陥没事故は全国であとをたちません。
市内でも26年度に6件、27年度に2件発生しています。未然に防ぐには、レーダーを搭載した特殊車両による空洞探査調査が有効とのこと。調査を行う自治体が増えており、検討したいとの答弁でした。



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