実績

政策実現力の公明党・あべりえこ今期4年間の取り組み 昭和病院・多摩北部医療センターへも行ける!    ②デマンド型(予約・乗合)交通が実現へ

[2019-04-13]

駅から遠くバス便等のない地域にお住いの方々の切実な声を受け、私あべりえこは、議員就任当初より公共交通空白地域の課題解決に取り組んできました。
私の地元となる東部地域は、高齢化が進んでいる上、坂が多く道が狭い地域です。車同士がすれ違うことも難しい道路では、他市のようなコミュニティバスは実現が難しいと感じていました。
ちょうどその頃、小平市でワゴンタイプのコミュニティタクシーの実験運行がスタート。本市でもこちらをめざした方が住宅の中を走るには現実的と考え、小平市を視察し実際に乗車、東部地域にルートを想定して一般質問をしたのですが、芳しい答弁はありませんでした。

平成22年に就任した馬場元市長は、コミュニティバス実現を公約に掲げたにもかかわらず、早々に断念。さらに私の質問に対し、「東部地域は想定になかった」と答弁。驚きました。
担当課長からは道路幅員の問題があげられ、「コミュニティバスやコミュニティタクシーでは路線運行として一定のルートを必ず通って運行しなければならず、途中に例えば大型車両がとまっているようなときに、それでも通行できる道路であることが必要」と。
車両制限令により幅員5.66メートルの基準に満たない道路では、バス停や時刻表を設けた定時定路線方式での認可は下りないことが明らかになりました。

だからと言って何もしないわけにはいきませんでした。それならば、と私は、他市の取り組みや先行事例などを参考に、本市の道路事情でも実現可能な方策として、平成22年第3回定例会で初めてデマンド方式を提案しました。
デマンド交通についての勉強会に参加し、公明党会派で柏市や北本市、武蔵村山市などデマンド導入市の視察を重ね、運行を受託しているタクシー事業者にも話を聞きに行きました。いずれの市も、利用者の少なさからコミュニティバスの運行や検討をやめ、デマンド型に切り替えたことを知りました。
本市ではさらに道路幅員の制限もあることから、公明党としてデマンド方式しかないとの結論に至り、並木市長と議論を続け約5年。途中27年度には改めて道路幅員調査も行い、現在の道路幅員のままでは、公共交通空白地域に定時定路線方式でのバス実現はできないことを改めて確認しました。
並木市長はデマンド型の検討を約束、時間は要しましたが、このたび運営方針がまとまり、ようやく2019年度中の実験運行へ踏み出します。

〇登録できる方(東久留米市民の方)
・70歳以上の方 ・妊婦 ・0~3歳児
〇利用できる方
・登録者 ・登録者と同乗する方(介助者・保護者・同一世帯の方)
〇運行日・運行時間
・月~金曜日(土日祝、年末年始は運休)午前9時~午後5時
・予約受付は利用の1週間前から当日の1時間前まで(午前10時までの乗車は前日の予約)
〇運行エリア(市内)と乗降場所 
自宅または利用登録時指定場所⇔共通乗降場33か所
※共通乗降場は東久留米駅西口・東口、行政サービス施設、公立病院(昭和病院、多摩北部医療センター)
〇利用料金
・一人1回500円(小学生までは無料、予約時の有料利用者2名以上で同一地点での乗車は一人300円)

「迎車料金の上乗せは無いように」「市外にある2次医療圏の公立病院(昭和病院・多摩北部医療センター)へも行けるように」と私の議会での提案も実りました。

選挙を前にしていまだに「コミュニティバスを走らせよう」とのチラシを公共交通空白地域に撒き、市民の誤解を招いている共産党。しかしそれは道路幅員の法令違反につながります。
今後、定時定路線方式のコミュニティバスを公共交通空白地域に走らせることを検討する見通しは無いことを、市ははっきりと答弁しています。



 



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