議会報告
25年度一般会計予算② 修正予算の概要
[2013-05-15]
市財政の危機的状況を認識しない馬場市長のバラマキ型予算編成に対し、市議会公明党は修正案を提案。急を要しない、支出根拠や財源確保の不明確な事業について見直しを行ないました。
●(仮称)北部地域児童館新築工事に伴う基本・実施設計委託
1,930万円を全額削減
老朽化した「くぬぎ児童館」を閉館、放置自転車保管場所のある下里作業所に移設・新築し、下里作業所の機能を旧大道幼稚園園庭に移す案が示されました。しかし移設費用や諸課題について、庁内で充分議論されていません。諸課題の解決を図るまで予算計上を見送るべきと考えました。
●ごみ対策課庁舎建替えに伴う基本・実施設計委託
1,054万円を全額削減
ごみ対策課庁舎を1億1千万円かけて建て替える案が示されました。しかし、すでにごみ収集事業のほとんどが民間委託であり、庁舎の必要性や規模についても議論されるべきです。建設費に充てるとされた下里資源選別場の売却収入では不足することも判明。財源の措置が見込めるまで凍結すべきと考えました。
●認可外保育施設保護者助成金
835万2千円を全額削減
認可外保育施設の保育料助成の財源について、市議会公明党は認可保育園保育料の改定分を充てるべきとしてきました。市長は保育料改定を諮問しながら、それを認可外補助の財源には充てないとしていますが、財源確保の面からも保育料改定と同時に行うべきと考えました。
●(仮称)東久留米市子ども・子育て会議運営等委託
486万9千円を全額削減
27年度からの新制度導入のための会議ですが、市長から根拠となる条例が提案されていません。条例提案と同時に補正予算で対応すべきと考えました。
●学校図書館司書配置事業
865万1千円を500万円に削減
学校司書の配置は課題でしたが、小・中学校全校への配置は経常経費の増となることから、導入は慎重に行うべきと考えます。25年度は実施校をまずは4校とし、財源を確保しつつ拡充を図るべきです。
●西中学校防球ネット設置工事 2,400万円を1,800万円に削減
南町運動広場防球ネット拡張工事 2,400万円を1,200万円に削減
設置・拡張する範囲を、安全面に配慮しながらそれぞれ必要最少限に見直しました。
●私道整備事業 250万円を全額削減
財政が厳しく市道の整備もままならぬ現状の中、前市政時代に凍結していた経緯もあり、当面凍結すべきと考えました。
●市内公共交通調査分析事業 315万円を全額削減
長期総合計画にコミュニティバスの実験運行を明記しながら自ら断念した市長が、どのような意図で調査を行うのか明確な考え方が示されていません。調査の目的について明示すべきです。
●民間自転車等駐車場建設助成金 100万円を全額削減
一般財源ではなく、「自転車等駐車場整備基金」の活用で行うべきと考えました。
●商店街調査事業業務委託 87万2千円を全額削減
イオンの影響調査の実施時期としては尚早であり、次年度以降に検討とすべきと考えました。
●最終処分場見学会 11万円を全額削減
ごみ減量化の推進が目的とのことですが、今後実施予定の700回に及ぶ説明会で工夫を重ね、減量化を進めるべきと考えました。
●小学校大規模改造工事(小山小・本村小)
4億2535万9千円を3,500万円に削減
国の補正予算活用で、3億9,035万9千円を24年度予算へ前倒ししました。
以上の他に
◇修正による減額で生じた一般財源のうち、5,194万4千円を教育振興基金に積み増し
◇児童数増加に対応のための第五小学校の隣接地購入には、起債をせず教育振興基金を充当
これらの修正を行なった結果、
◆原案より4億1,075万9千円減額(前年度比0,4%の減)
◆プライマリーバランスの堅持
を図ることができました。
地方自治法第2条○14項には、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」とあります。つまり、最小の経費で最大の効果をあげるように努めなければ、地方自治法に違反していることになります。
私はこの視点から、馬場市長にはこれ以上予算編成をさせるわけにはいかないと考えます。市民生活のためと言い借金を増やす市長には、「今期限りで退場を!」と声を大に訴えたいと思います。
|
|
|
プライバシーポリシー
公明党は、利用者の皆さまが公明党ウェブサイトを安心してご利用いただけるよう、個人情報の取り扱いに関するガイドラインを設けました。
公明党ウェブサイトでは、投稿フォームなどを通じて、利用者の皆さまから同意をいただいた上で個人情報を登録していただくことがあります。
これらの情報はいずれも、利用者の皆さまのご本人確認や公明党としての政治活動への反映を目的とするほか、公明党ウェブサイトのサービスをより良くするためのアンケート、各種お知らせなどの発信をさせていただくこともございますが、登録された情報を党外の第三者に開示、提供するものではありません。
公明党は登録していただいた個人情報を細心の注意をもって管理しています。
・個人情報の取り扱いについて
利用者の本人確認、連絡などに必要な個人情報
書籍、新聞等の各種申し込み
ご意見・ご要望の投稿
ダウンロードサービスの利用
サイト内の投稿企画への投稿
公明党ウェブサイト内の上記サービスをご利用になる際に、氏名やメールアドレスなどの個人情報を登録していただくことがあります。これらの個人情報は、本人確認やメール配信、あるいはサービスの向上を目的とする情報です。
書籍、新聞等の各種申し込み
公明党ウェブサイトでは、書籍や公明新聞、講演会等の各種申込を受付けています。その際に個人情報の提供をお願いすることがあります。入力された情報は、申し込み者を特定したり、当選・受賞を連絡したりするために用いられます。
投書、投稿
寄せられるご意見の多くは、ご利用者の声を公明党ウェブサイトだけでなく、政治活動、党活動、新聞紙面にも反映させるために、公明党所属議員、公明党本部関係部局、公明新聞関係各部局などにも転送されます。公明党ウェブサイトでは、ご意見や、記事転載・リンク等のお申し込みをいただく際は、氏名や住所などを明記していただくことを原則としています。これは、事実関係などについてご本人に確認する必要があるほか、投書の内容について責任を持っていただくためです。
これらの実名情報は、公明党の担当部門が投書内容の確認などをするときに利用させていただきます。実名情報は、それぞれの担当部門が責任をもって管理し、党外に出すことはありません。
なお、公明党ウェブサイト内の個別のページで募集し、掲載されることを前提として個別のページあてに寄せられたメールや投稿は、それぞれのページに掲載され、読者の目に触れることがあります。こうした投稿の掲載により公開された個人情報については、公明党の管理からは離れることになります。
・ユーザー属性の扱いについて
公明党ウェブサイトの多くのページは、住所、氏名、年齢、職業などの個人情報の登録を必要とせず、自由に閲覧できます。公明党ウェブサイトでは、ご利用者の方に無断で、ご利用者の電子メールアドレスや個人を特定できる情報を収集することはありません。さらに、個人情報提供者の同意なしに個人データそのものを党外の第三者に提供したりすることはありません。
ただし、公明党ウェブサイトおよびサーバーに対する悪質な攻撃を受けた場合は、アクセス状況を追跡して、その個人を特定いたします。
・セキュリティについて
ご利用者の個人情報については、ご利用者の個人情報保護およびセキュリティのため、データ伝送を保護する上で業界標準のSSL暗号技術を使用しています。
・個人情報保護の考え方の改訂について
今後、公明党は個人情報保護の考え方の全部、または一部を改訂することがあります。
個人情報の取り扱いについて
公明党のウェブサイトにおける個人情報保護の考え方について、ご質問やご意見がございましたら、こちらまでお問い合わせください。